雲仙普賢岳(池の原園地~山頂往復)九州旅行その三

日程

2023年3月8日(水) [日帰り]

アクセス

池の原園地の駐車場(無料)に停めさせて頂く。
普賢岳へは仁田峠が最寄りでロープウェイ乗り場の広大な駐車場があるが、冬季は17時45分で仁田峠に至る車道が閉鎖されるため池の原園地から登りました

山行メモ

朝いちばんに開聞岳に登ってから、指宿で観光して高速道路とフェリーを乗り継いで雲仙までたどりつきました。我々の世代には雲仙普賢岳というと1991年に発生した火砕流事故が思い浮かびますが、その後活動が収まってから登山道が整備されて安全に登山ができるとのことなので、行ってみることにしました。

翌日は宿のアクティビティに妻と参加するため、登山ができるチャンスは夕方しかなかったので、少し足にきているかなと思いながら、チェックインして宿の方の説明は妻に任せて急いで、出発地点の池の原園地に向かいました。

日没は6時30分頃なのでヘッドランプは持ちましたが、何とか暗くなる前に帰ってこれるかと思いながら、今度もゆっくり登っていたら夕食の時間に間に合いません。お風呂の時間も考えると走って登るしかなさそうです。

池の原園地から仁田峠まではかなりの急坂で、疲れた足には大変こたえました。
仁田峠まで登ってくると駐車場には車が数台。登山客や観光客の車ではなく関係者の車のようでした。ちょうどすれ違ったロープウェイ関係者の方にお話しをお伺いすると、道路はやっぱり17時45分で締め切り施錠されるので、車は出られないとのこと。

池の原園地から登ってきた旨をお伝えすると、暗くなるのでお気を付けてとお言葉を頂いて、ロープウェイ乗り場を過ぎて平成新山の碑から山を見上げて、登りを急ぎます。
登山道はロープウェイ乗り場から一旦降って、再度山頂までの急登を登り返すコースで、なかなかハード。

山頂にたどり着くと、平成新山の巨大な溶岩ドームがどんと目前にせまってきて、かなりの迫力。
何枚か慌てて写真を撮影して、急いで駆け降りてきました。池の原園地には18時10分頃に戻ってきたので、お風呂も夕食も間に合いました。

普賢岳は、残念ながら真っ赤な夕焼けとはいきませんでしたが、夕景にも恵まれて九州最後の登山を締めくくることができました。

池の原園地の駐車場です。
かなりの台数停められそうです

駐車場からの登り口。
仁田峠までは30分とのことですが、ここの登りは、かなりキツイと思いました

仁田峠までの途中にある4合目の標識

4合目には溶岩で出来た弘法大師さまのお地蔵さまが…
お顔が愛らしい

仁田峠の駐車場まで上がってきたところです

ロープウェイ乗り場手前の妙見・国見岳方面と仁田展望所(普賢岳)方面の分岐。
本当は普賢岳山頂を経て妙見・国見岳から降ってくるつもりだったんですが…

ロープウェイ乗り場の下にある「平成新山」の碑。
写真ではあまり迫力ありませんが、実物はすごい眺めです

碑の展望台からの眺め。
熊本市方面だと思います

普賢岳に向かう登山道

ロープウェイ乗り場から、この広場まで一旦降ります。
帰りが思いやられます

鬼人谷口と普賢岳山頂の分岐(紅葉茶屋)。
本来は降りてきたらここを左に行って国見岳・妙見岳方面に行きたかったのですが、ここから国見岳方面を見上げて、あっさりと諦めました

普賢岳山頂直下はこんな鎖場もあって、なかなかハードな登りです

霧氷沢と山頂の分岐。ここから鳩穴分かれ・西の風穴に行けるのかな…
ここも時間があれば行ってみたかったが今回は割愛

普賢岳山頂です

巨大な溶岩ドーム

普賢岳山頂から妙見岳方面の眺め

山頂から天草方面の眺め

同じく山頂から長崎市方面の眺め。
あと何枚か写真撮影して慌てて降ってきました

帰りに仁田峠から見た夕景。
本当にきれいでした。九州登山締めくくりの一枚です。

雲仙岳は時間の関係で行けなかった場所が多かったので、次回いつになるか分かりませんが、宿題に残しておこうと思います。

今回の軌跡