大和葛城山モデルコース3

日程

2022年10月22日(土) [日帰り]

アクセス

葛城山駐車場(普通車1000円)
(P1からP3まであってP1が一番上の駐車場です)

山行メモ

大和葛城山を登るモデルコースの紹介です。

奈良県側から登るメインルートです。初めて大和葛城山に登る方にはちょうど良いコースではないかと思います。
休憩時間を除く、標準コースタイムで3時間45分程度の行程です。

金剛山のロープウェイが廃止になったので、金剛葛城山系で唯一ロープウェイで登れるルートになっています。
今回は登山なので、ロープウェイ(往復1500円)は使わずに足で登ります。

駐車場に車を停めたら、そのまま上に上がればすぐにロープウェイ乗り場に着きます。
登山口はロープウエイ乗り場を左手にみながら登っていくと獣除けのゲートにたどり着きます。
ゲートを開けて登山開始。

今回は櫛羅(くじら)の滝コースを登り、北尾根コースを降るルートをとりました。
櫛羅は地名で海のクジラとは関係がなさそうです。
櫛羅の滝コースはロープウェイの架線下を山頂まで登っていく感じですが、直登で結構キツイ登りだと感じました。

登山道は、昔の山城を思わせる堀と土塁のような稜線を登っていくのですが、堀部分の登山道の浸食が進んでいて、所々通行禁止になっていますが、迂回路が設置されているので、通行に問題はありません。
堀部分より稜線を行った方が登りやすいと思います。(道の状況は下の写真を参照してください)

山頂付近まで登ってくると明るい広葉樹の森が広がっていて気持ちの良い登山道が続きます。
今回は初秋の登山ということもあり、山頂では、ススキの穂が出始めていて綺麗な景色が楽しめました。
秋が深まればさらに白銀の世界になるのではないかと思います。

帰路は山頂からダイヤモンドトレールを北尾根ルートの分岐まで北に進んで降るのですが、登り同様登山道の浸食が進んでいて、結構厳しい降りもあります。
ダイヤモンドトレールの分岐からは一本道なので、道迷いなどはないと思います。
北尾根ルートを降りきると、櫛羅の滝コースに合流し、そのすぐ下がロープウェイ乗り場です。

今回、櫛羅の滝コースは大勢の登山者とすれ違いましたが、北尾根コースを歩く方は少なく静かな感じがしました。
どちらのコースも距離は短いですが、急登(急降)なので、ゆっくり慎重に歩くことをお勧めします。

葛城山駐車場です。
この日はP1はほぼ満車でした。

葛城山ロープウェイ「葛城登山口駅」の乗り場です。
登山道はこの右手を上に登っていきます

ロープウェイ乗り場のすぐ上にある獣除けのゲート。
ここを開けて登山道に入っていきます

北尾根コースとの分岐です。
今回はここを真っすぐ進んで櫛羅の滝コースを登りました。

櫛羅の滝コースの登り始めの景色です。
この少し上に櫛羅の滝があります

「櫛羅の滝」です。
残念ながら崩落のため、滝には近づけません(立ち入り禁止ロープの前から撮影)

櫛羅の滝コースの案内看板です

こんな感じで登山道は所々崩落しています。
左右にう回路があるので、登るには支障はありません

真ん中あたりの登山道は掘れ込んでいて歩きづらいところもあります。
この堀のようなところより稜線の方が歩きやすいと思います

山頂に近づくと明るい広葉樹林帯になってきます。
この付近は道もしっかりしていて歩きやすいです

櫛羅の滝コースを登りきったところです。
この先に売店、トイレ、葛城高原ロッジなどがあります

山頂直下のトイレです(大変きれい)

大和葛城山頂。
この日は登山者が多くて、ここの撮影も順番待ちしました

山頂のすすきと、その向こうに金剛山が見えています

帰りはダイヤモンドトレールを北尾根コースの分岐まで北に向かって歩きます。
ここは途中にある電波塔

ダイヤモンドトレール弘川分岐。
ここを左に行くと弘川寺に降ります。
今回はそのままダイヤモンドトレールを北へ歩きます

北尾根コース分岐です。
ここを右に降っていきます

急降(急登)の箇所には、こんなお助けロープが張ってあります。
あまりロープに頼らず慎重に歩いた方が良いと思います

登山道の様子です。
なんだかヨルダンのペトラ遺跡みたいですね(インディージョーンズが出てきそう)

北尾根コースは展望が開けているところが少ないのですが、ここはロープウェイの山頂駅が見えています

展望ベンチです。
奈良側の眺望が開けています

登山道の終点です。

今回の軌跡