大台ヶ原(東大台周回)やっぱり霧でした

日程

2023年5月27日(土) [日帰り]

アクセス

大台ヶ原駐車場(無料)に駐車。
収容台数200台。トイレや大台ヶ原ビジターセンター、食堂などがある。

山行メモ

梅雨の足音が近づいているので、雨の季節の前に日本百名山の一つである大台ヶ原に行ってきました。

大台ヶ原駐車場はすぐに満車になるから早めの出発をとの友人の勧めで、私としてはかなり早い5時に出発。駐車場には7時頃に着きましたが、3割ほどの駐車車両で余裕がありました。
しかし、下山時(13時頃)には9割がた埋まっていましたので、注意した方が良さそうです。

この日は、東大台をシオカラ谷からシャクナゲ坂、大蛇嵓、牛石ヶ原、正木峠、日出ヶ岳とめぐるコースをとりました。コースの途中で尾鷲道も歩いてみたかったので、牛石ヶ原の先の尾鷲辻から尾鷲道を少しだけたどって堂倉山まで行って戻ってきました。

東大台は多くの登山者で賑わっていましたが、尾鷲道は道もはっきりしていて静かな山歩きができます。途中でお会いした2組の登山者の方々は皆さんマブシ嶺まで行かれるとのことでした。次回機会があればこちらも行ってみたいと思いました。

行ってみたいところといえば、日出ヶ岳山頂北側から大杉谷方面の看板を見て、栗谷小屋、堂倉滝あたりもぜひ行ってみたい。ただしこちらは、この時期ヤマビルに注意が必要とのことですから、時期を見計らって挑戦しようと思います。

この日は朝から霧がかかっていて、大蛇嵓では雲海の上に大峯山系の山がちょっとだけ顔を出しているだけだったので、日が高くなると霧も晴れるかと、日出ヶ岳に登ったあと、再度大蛇嵓まで行ってみたのですが、朝よりも霧が深くて視界ゼロ。これが大台ヶ原かと思い知らされて尾鷲辻から中道を駐車場まで戻ってきました。

大台ヶ原の入り口

朝7時時点の駐車場の様子です。
この時点では、まだ車はまばらでした

駐車場横、食堂のところからシオカラ谷方面へ

東大台は皆さん、まずは日出ヶ岳に登ってから大蛇嵓方面への時計周りコースを行く方が多いようで、こちらは登山者は少なかったです

シオカラ谷まではこのような快適な道が続いています。
谷までの降りも大したことはありませんでした

シオカラ谷の吊り橋です

シオカラ谷の景観です。
こんな山の上なのに水量が豊富、さすがは大台ヶ原です

シオカラ谷から上がってくると、シロヤシオが咲いていました。

こちらはシロヤシオとツツジの紅白模様…

シャクナゲ坂で満開のトンネルを期待したのですが、少し遅かったようです。
既に花の時期は終わっていました。
なんとか散り残りを探して写真に納めました

大蛇嵓に向かう右手の岸壁(蒸篭嵓:せいろぐら)。
クライマーの方が登っておられたようですが、霧で姿は見えず…
声だけが聞こえていました

そして大蛇嵓。
霧で真っ白…かろうじて大峰山系の山々の頂上が望めましたが、絶景を期待していたので、ちょっと残念。帰りにもう一回くることにして先に進みました

雲海の向こうに見える大峯山系の山

牛石ケ原と神武天皇像

尾鷲辻にある四阿です。
ここから少しだけ尾鷲道を歩きました

尾鷲道。
こちらは人も少なく静かな山歩きが楽しめます

ここから堂倉山に登りました。
道は判然とせず、テープを頼りに高い方へ登ると携帯電話施設のようなものの横に山頂がありました

堂倉山山頂。
眺望はなし

正木峠の木道です。
この辺りはまさに大台ヶ原という感じです

日出ヶ岳への登りの手前にある展望デッキ。
本当はここから熊野灘が一望という絶景を期待したのですが、ご覧の景色でした。
次回もう一回晴れ渡った日に訪れたいと思いました

日出ヶ岳山頂。
ここ、すごい人でした。

この先は大杉谷方面です。
観光の方が間違って行ってしまわないように警告がありました。
いつかは行ってみたい

再度の大蛇嵓への途中に咲いていたイワカガミ。
私は全く気付かなかったのですが、他の登山者の方が教えて下さいました

そして再度の大蛇嵓。
朝よりも霧が深くなって本当に真っ白で何も見えませんでした。
これも大台ヶ原と納得して帰路につきました

今回の軌跡