金剛山(石寺跡道~天ヶ滝道)奈良側から登る(その二)

日程

2023年3月5日(日) [日帰り]

アクセス

奈良県五條市の金剛登山口イデグチ駐車場(無料)に停めさせて頂く。
キャパは8台程度かと思います

山行メモ

今年のお正月に奈良側から登る金剛山の紹介をしました(その時の投稿はこちら)が、今回はその第二弾で石寺跡道を登って、天ヶ滝道を降るコースをご紹介します。
今回は、登りと降りで違うコースを行きましたが、それぞれ同じ出発地点に戻るのも良いかと思います。

天ヶ滝道の入り口の「金剛登山口イデグチ駐車場」に車を停めて、石寺跡道の登山口に向かうため、少し降って左手の山道に進みます。
この道は一応東海自然歩道の朽ちた看板があったので、かつては使われていたのかと思いますが、途中藪漕ぎが必要な箇所もあり、今は通る人が少ないようです。

石寺跡道往復の場合は、石寺跡道の登山口の少し下に「民泊母屋 森本」さんという民宿があって、有難いことに、そこの駐車場が登山者に無料開放されているようですから、こちらを利用させて頂くのも良いかと思います。

石寺跡道の途中には高宮廃寺(少しだけ登山道からは離れる)や葛城二十八宿第二十経塚(石寺跡)、欽明水などがあります。
登り詰めると伏見峠の、ちはや園地のキャンプ場付近でダイトレと合流します。

降りの天ヶ滝道は伏見峠からダイトレを久留野峠方面に少し行ったところに分岐があります。
天ヶ滝道の途中に登山道からは少し離れますが、道の由来となっている「天ヶ滝」があります。
この道は、昭和58年に奈良県が新しく整備した道のようで、天ヶ滝新道とも呼ばれているようですが、すでに40年経過しています。

個人的な感想ですが、天ヶ滝道は傾斜もちょうど良く整備も行き届いていて、金剛山の登山道の中でもかなり歩きやすく気持ちの良い道だと思います。大阪側からのようにバスなどのアクセスがないので、利用しにくいという点を除けば本当に良い道だと思います。

天ヶ滝道金剛登山口イデグチ駐車場です。
ここから登るのもおすすめです。
今回は石寺跡道を登るので、ここから一旦少し降って左手の山道を行きました

石寺跡道の登山口へ向かうとりつき

このお地蔵さんのところを左手に進んで行くのですが、この先藪漕ぎでした

藪漕ぎの後、畑の中を突き進んで集落に出て、石寺跡道方面に登ってきたところにある民宿「母屋森本」さんの駐車場。登山者にも無料開放されておられるようで有難い限りです。
宿はこの上にありました

石寺跡道の入り口

林道を登っていったところにある石寺跡道の分岐。
高宮廃寺へは林道をもう少し進みます

高宮廃寺の案内板

さきほどの案内板にも記載がありますが、大きな基壇が残っています。
登山道へは分岐まで戻ります

第二十経塚。
石寺跡です。

欽明水です。
水はちょろちょろでかなり少ないです。
表示板がなければ、それと分かりません

石寺跡道からダイトレに上がってきたところ。
この看板は見たことがある方が多いのでは…

先週もご紹介しましたが、フクジュソウの咲き具合も確認してきました。
暖かくなったので一気に花が開いていました

一応国見広場にも寄りました

定点観測地点からの景色。
先週の樹氷の景色と見比べてみてください

ダイトレの伏見峠から久留野峠方面に少し行ったところにある天ヶ滝道への分岐。
ここを左手に降っていきます

天ヶ滝へは登山道から100mほど降ります。
この分岐にベンチがあります

「天ヶ滝」です。
ここまでの道も橋など整備されていて安全に降ってこられます

今回の軌跡