大峯奥駈道(大普賢岳~七曜岳:和佐又ヒュッテ無双洞周遊)逆峯その三

日程

2021年05月30日(日) [日帰り]

アクセス

和佐又ヒュッテ下の駐車スペース(無料)に停めさせて頂く

山行メモ

少し前の記録ですが、大峯奥駈道を歩いてみたいと思うようになったきっかけになった山行です。
和佐又ヒュッテ跡から大普賢岳、七曜岳、無双洞、水廉の滝と巡りました。

和佐又ヒュッテ下の駐車スペースは、私にしてはかなり早く出発したつもりだったんですが、既にほぼ満車。
人気の登山ルートのようです、当日は路肩に停めさせてもらいましたが、問題はなかったです。

ルートとしては和佐又ヒュッテから大普賢岳までは鎖場あり、はしごありでこれぞ大峯奥駈道という登山道。
大峯山行所・七十五靡(なびき)のうち、「六十二靡」の行場霊地である笙の窟は、大普賢岳東方の日本岳(文殊岳)の中腹南面岩壁に開口する自然窟ですが、大普賢岳から七曜岳に至る稜線の大峯奥駈道を歩くルート上にはありません。

大峯奥駈道から離れて、無双洞、水廉の滝を経て和佐又ヒュッテに戻るのですが、無双洞、水廉の滝は面白いところで景色も大変素晴らしいので、行ってみる価値はあるのですが、水廉の滝から和佐又ヒュッテに戻る登りは鎖場で結構厳しい登り。ここはかなり注意して登らないと危険だと思いました。

和佐又ヒュッテです。
現在は営業していません

和佐又ヒュッテの芝エリアです。とってもきれいなところです
かつてはテント場だったのか…

和佐又ヒュッテの登山道の案内板。
大普賢岳・七曜岳登山のご案内と表示されています

登り始めの道です。
この辺りは公園のようにきれいな登山道です

大普賢岳・和佐又口の分岐。
後でここに戻ってきます

登山道にある有名なワニのオブジェ

シタンの窟

登山道の様子です。
階段、鎖場…

笙の窟

鷲の窟

日本岳(文殊岳)

石の鼻という独立岩峰とそこからの景色

大普賢岳頂

大普賢岳頂から降ってきた水太覗と、そこから大普賢岳を振り返ったところ。
水太覗は切れ落ちた断崖です。水太谷を覗くから水太覗のようです

弥勒岳

稚児泊。
このシリーズとは逆の「順峰(じゅんぶ)」でいうと行者還岳、七曜岳、稚児泊から国見岳を経て弥勒岳に向かいますが、 稚児泊から弥勒岳に向かって「内侍落とし」「薩摩転げ」「屏風ノ横駈」という難所が続きます。子供のような泣き言を言うようではここ(稚児泊)に置いていくと言われたのではないかと伝えられているそうです。

奥駈道から大普賢岳・小普賢岳・孫普賢岳を望む

七曜岳頂。
岩峰の頂です

奥駈道を離れて無双洞方面に降っていく登山道にあるピクトグラムの注意書き。
このピクトグラム色々なバリエーションがあって結構面白い(これは「落石注意」)

無双洞。
山腹の穴から水が一気に流れ出ています

無双洞の下にある水簾の滝から下流方面を望む。
結構迫力ある滝です

底無井戸(の看板)。
底無井戸はこの先にあって、垂直な自然の穴が空いています。石を落としたらかなり長い時間音が鳴っていました。
(スマホを落としそうだったので写真はなし)
ここらへんは鎖場の激しい登りでかなり危険です。
これを過ぎると、和佐又ヒュッテまであと少しです

今回の軌跡