高野参詣道(九度山~紀伊細川)「三谷坂」とおまけの森林鉄道跡

日程

2022年02月26日(土) [日帰り]

アクセス

道の駅「柿の郷くどやま」に駐車させて頂く。
(電車の場合は南海高野線「九度山駅」で下車)

山行メモ

先週高野参詣道「黒河道」を歩いたので、今回は「三谷坂」を歩くことに。

道の駅「柿の郷くどやま」に車を停めて、慈尊院方面へ。
そこからさらに丹生酒殿神社に向かって歩くのだが、車道を避けて里道を選択したのが大失敗。アップダウンが激しく最後はフルーツライン(車道)を歩くしかなく、結局紀の川沿いの車道に降りて歩くことに…
ここは素直に紀の川沿いを行った方が良いと思う。

まずは丹生酒殿神社に参拝。ここのイチョウは有名なようだが、季節的に枝しかない。
ここから、いよいよ世界遺産「三谷坂」を歩く。
三谷坂は柿畑の中のコンクリート道路を結構な斜度で登っていく。割とキツイ。

頬切地蔵(ほきれじぞう)あたりから、山道になって古道の雰囲気が出てくる。
笠松峠までの間ずっと登りで結構登り甲斐がある。

笠松峠から丹生都比売神社(にゅうつひめじんじゃ)までは快適な降り。
今回は丹生都比売神社から二ッ鳥居に向けて町石道まで登って、古峠経由「上古沢駅」に降るルートをとる。

丹生都比売神社から二ツ鳥居までは八町坂を登る。
以前、町石道を歩いた時に突然現れる二ッ鳥居になんで?って感じたのを覚えているが、今回、丹生都比売神社から登ってみて拝社の遙拝の為に二ッ鳥居が建てられているがよく分かった。

二ッ鳥居からは古峠まで町石道を行って、上古沢駅に向けて降る。
途中で外国人カップルに出会う。なんでも高野山まで歩きたいのだとか…一応町石道の登りを案内したが無事に行ってくれたかな?

上古沢駅で今回の三谷坂ツアーは終了でも良かったのだが、オマケで以前やった高野森林鉄道跡の続きをやってみる。(上古沢駅までの高野森林鉄道跡はこちらを参照ください)

この森林鉄道跡、なかなかワイルドです。
子ども連れや気軽なハイキングではやめておいおた方が無難です。
足に自信がある方は行ってみても良いかもしれません。

今回は「三谷坂」を行ってみたが、これで高野参詣道の世界遺産は「女人道」を残すのみ。
雪が溶けたら行ってみようと思う。

道の駅「柿の郷くどやま」

慈尊院。
町石道はここから登るが今回は三谷坂なので、さらに紀の川をくだる

丹生酒殿神社。
観光客の方が結構来られてました

丹生酒殿神社のイチョウ。
とても立派

三谷坂は丹生酒殿神社の少し向こうを左に折れて登る。
ほぼ直登で結構キツイ

笠石

鉾立て岩・経文岩(云われはこれを読んでください)

涙岩と拝水。
残念ながら水はまったくありませんでした

頬切地蔵。
確かに切れてる

笠松峠。
ここから丹生都比売神社まで降る

丹生都比売神社。
さすがの世界遺産、雰囲気あります

八町坂の登り口にある、お蕎麦屋さん「風愚」さん。
今回は残念ながらお邪魔できず、次回行ってみようと思う

八町坂を町石道まで上り詰めたところにある「二ツ鳥居」。
ここから古峠まで町石道を降り、上古沢駅方面へ

上古沢駅の下。
ここから高野山森林鉄道跡の上古沢駅から紀伊細川駅の間の区間を行く。

森林鉄道跡の道。
かなり荒れてます

トンネル跡

出口はこんな感じ。ヤバイです

切通し。
こういうところは、かつての森林鉄道を彷彿とさせる

鉄橋跡。
真ん中をそろりと通行。
結構怖い

こんな感じで、かつての鉄橋跡を越えて行く。
当然橋はないので、いったん沢まで降って登り返す

森林鉄道跡の出口。
ここでいきなり舗装路に出る。ここからは村中を紀伊細川駅まで登る

今回の終点「紀伊細川駅」。
ここは有人駅

今回の軌跡