二上山モデルコース3

日程

2022年11月12日(土) [日帰り]

アクセス

太子町の「万葉の森」駐車場(無料)に駐車。
国道166号線をはさんで第一・第二駐車場があります。
停め方にもよるがキャパは両方あわせて70台程度か…
万葉の森駐車場にはきれいなトイレもあります。

山行メモ

二上山を登るモデルコースの紹介です。

所要時間は標準コースタイムで1時間40分程度だと思います。

大阪側から二上山に登る最もポピュラーなコースで、万葉の森登山口を出発して岩屋経由で二上山の雌岳、雄岳を登って鹿谷寺(ろくたんじ)跡方面へ下山するコースです。

万葉の森登山口から舗装路を山頂方面に登るのですが、この坂道は急登でかなりキツイ登りです。
舗装路を進むと右手に岩屋方面の階段が見えてくるので、そこを登ると寺院遺跡の「岩屋」に着きます。

岩屋の上で、ダイヤモンドトレールを竹ノ内峠方面に行く道と合流するので、少し左行ってさらに上に登っていくと雌岳山頂に至ります。
ここの登りも急登で息が切れます。
雌岳山頂からは眺望があって大和葛城山や金剛山などがはるかに望めます。
また山頂はちょっとした広場になっていて、お弁当を食べたり休憩したりする登山者でにぎわっています。

雌岳山頂から雄岳へは北側の馬の背に一旦降って、さらに登り返す必要があります。
雄岳山頂は木に遮られて眺望はありませんが、葛城二十八宿経塚の一つの第二十六番経塚や大津皇子の墓などの見どころがあります。

帰りは再び、馬の背に戻って舗装路を降っていくと万葉の森登山口に戻れますが、途中で右折して鹿谷寺跡方面へ行くと岩場の面白いところに出ます。この岩場を降っていくと鹿谷寺跡に出ます。ここには岩盤を掘りぬいて作った石塔や本尊跡などがあります。

さらに降っていくと、万葉の森登山口に戻ります。

万葉の森駐車場です。
右手の建物はトイレ。
登山口に近いこちらの駐車場は満車のことが多いです

国道をはさんで高台になっているところが第二駐車場。
この日はほぼ満車でした

舗装路から「岩屋」への分岐

岩屋直下の倒木。
もう随分前からこの状態です

「岩屋」です。
岩盤をくりぬいて作られています。
中国の石窟寺院を彷彿とさせます

雌岳山頂。
山頂は結構広くベンチなんかもあって休憩ができます

雌岳山頂から大和葛城山・金剛山方面を望む。
はるかにダイヤモンドトレールをつなぐ山々が見えています

雌岳と雄岳の間の鞍部にある「馬の背」。
トイレがあるが、この日は工事中で仮設トイレが設置されていました

雄岳山頂

雄岳山頂にある第二十六経塚

馬の背から少し降ったところにある、ダイヤモンドトレールの二上山石標。
ここの分岐を右に行くと屯鶴峯(どんづるぼう)に至る。
今回はそのまま降る

鹿谷寺跡への分岐の看板。
舗装路から右手に進む

舗装路から少し降ってきたところにある岩の展望台。
ここからの夕景は大変きれい

鹿谷寺跡の石塔。
この石塔は岩盤をくり抜いて作られているそうで、足元は草に覆われていて見えづらいですが、地面の岩盤と一体になっています。
石塔の向こうの岩窟に線刻の三尊仏座像が彫り込まれている

ちょうどこの日はクリーン登山イベントが開催されていて、清掃グッズを登山口で頂きました。
私が行った時間が遅かったからか、残念ながら?ゴミは一つも落ちていませんでした。
また雌岳山頂では抽選会もやっていて、私はミカンを頂戴しました。
太子町の皆さまありがとうございました

今回の軌跡