ダイトレ(杉尾峠~金剛山ピストン)金剛山へ初詣に

日程

2022年01月02日(日) [日帰り]

アクセス

杉尾の巨石公園の駐車場(無料)に停めさせて頂く。
ここはトイレもとてもキレイ。
キャパは4台(駐車区画線があるところ)だが、もう1台位は余裕で停められると思う

山行メモ

2022年も金剛山からスタートしました。
昨年やっていた、ダイトレをちょこちょこ通るシリーズで、何か所か石標を捉えられていなかったので、今回は杉尾峠から金剛山のダイトレ石標採取に行こうと考えて、杉尾の集落の上にある不動山の巨石からダイトレに登り、ダイトレを金剛山まで行って初詣も済ませようと考えてコースを選択。

この年末年始休暇に役行者と修験道の本を読んで、色々な伝承を学習。
不動山の巨石には、葛城山(ここは広義の葛城山で、おそらく二上山から犬鳴山までの峰々の総称としての葛城山)から大峰山まで岩橋を掛けようとしたとの伝承がある。いわゆる磐座信仰のひとつかと想像。

登り始めの不動山の巨石までの階段は、かなりキツイ。
ちょうど金剛山から帰ってきたときに、きれないコートをお召の男性(どうみても観光目的)がお一人階段を登って行かれたが、ご無事だったのかしらん。

ダイトレは900mをこえたあたりから雪が凍っていてバリバリ、ツルツル。
アイゼンを付けるとスピードが出ないので、そのまま金剛山へ向かったが、安全のためにはアイゼンを付けた方が良いかも。結構頑張ったが、結局たいしたスピードは出せなかった。

帰りの行者杉の手前で何か中型動物がダイトレに走り出てきたが、一瞬でこちらをみとめると山に戻って行った。犬(猟犬?)かキツネに見えたが、とっさのことで何の動物かも同定できず。ひょっとして錯覚かとも思える出来事だったが、役行者のはからいかも?と勝手に吉祥と考えて戻ってきました。

今回も、良いお正月登山になりました。

杉尾の巨石公園の駐車場。
ここには、ほぼ直角に入るが橋が細くて車擦りそう(注意した方が良いように思う)

駐車場のトイレ。大変キレイ。
日頃手入れされている方に感謝しながら使わせて頂く

これバス停ではありません。
デマンドタクシー(予約型乗り合いタクシー)だそうです。乗車料金は大人200円(こども100円)だそうです。詳しくは橋本市のホームページで…

不動山の巨石への登りの階段。
635段あるようです。
登り始めなのでガンガン登っていきましたが、途中で息が上がります(ちょっとナメてました。かなりキツイ登りです)

階段を登りつめたところにある休憩所。
その上は巨石の磐座

お不動様が祀られていました。
手前の、岩に穴が空いていて日本音風景百選に選ばれているとのこと。あの世の音・この世の音・紀の川の流れの音が、聞こえるとのことですが不信心なのか、なんにも聞こえませんでした

不動山のピーク。
ここまでも割とキツイ

ここが不動山から上がってきたダイトレとの合流地点。
ダイトレまでくるとホッとします(一人はちょっと心細いかも)

行者杉のダイトレ石標

行者杉の看板

行者杉のお堂。
ここからダイトレを紀見峠方面に行ったところに「西の行者堂」というところがあるが、この行者杉が「東の行者堂」とのこと。いずれも役行者ゆかりのお堂。
手を合わせて登山の無事をお祈りしておきました

ダイトレの道の様子。
このルートは南面で明るくて気持ち良い(ところもある)

千早峠

遥かに大峰の山々が見えます。
山頂部は雪に覆われて真っ白。写真ではちょっと見えづらいですね

中葛城山頂。
ここから久留野峠へ一気に降る

久留野峠のダイトレ石標

伏見峠。
ここからは金剛山の登山者が大勢歩いている。
やっぱりお正月

ダイトレ金剛山の石標

葛木神社へお参り

転法輪寺。
今回は初詣なので、こちらにもお参り。
やっぱり不動明王さまですね

国見広場。
影になっていて何だか青い。
写真には写っていないが、実はすごい人出でシャッターチャンスは結構待たないと回ってこない

帰りは杉尾峠から降りました

ここにあったダイトレ杉尾峠の石標

杉尾峠から少し下るとコンクリートの舗装路になる。
これは心強い、このまま杉尾の集落まで降り、スタート地点の駐車場に戻る

今回の軌跡