大峯奥駈道(中尾~トップリ尾)明星ヶ岳・八経ヶ岳・弥山

日程

2021年11月03日(水) [日帰り]

アクセス

五條市大塔町篠原 湯ノ又登山口の駐車場所に停める(駐車場とかはありません)

山行メモ

昨年、釈迦ヶ岳からの紅葉が素晴らしかったので、今年は八経ヶ岳方面に。

国道168号線を十津川方面に南下して旧大塔村(現五條市)の舟ノ川を遡り湯ノ又登山口に駐車して中尾を登る。
湯ノ又登山口は伐採されていて山は荒れてる。
伐採後に駐車スペースがあり、数台は置ける。

中尾は急登あり鎖場ありでかなりハードな登り。
登り詰めると「明星ヶ岳」で、ここから「八経ヶ岳」「弥山」と大峯奥駈道を行く。
登ってきた道を思えば、大峯奥駈道はまさにハイウェー。

今回は弥山の小屋の前でお昼休憩とした。

降りは弥山から狼平避難小屋を経てトップリ尾経由のルート。
なかなか行くのが難しいと思うが、トップリ尾から見る紅葉は素晴らしいものだった。

今回のルートの感想だが、中尾とトップリ尾は危険なところがたくさんある。激上り・下りの連続で気が抜けない。
特にトップリ尾から廃林道への最後のアプローチは降り場が分からない。滑り落ちるように林道に降りたが、降りてみると一つだけテープがあった。
この場所以外は降りるところが見当たらず…
昔はもう少しマシで崩れたのかもしれない。
大峯奥駈道は安全な登山道だが、それ以外は覚悟して行った方が良いと思う

湯ノ又登山口の案内看板。
この付近に数台駐車できる

湯ノ又登山口のスタート地点。
最近伐採されたのか、ここからはブルドーザで丸裸になった荒れ地が続く。ブルドーザ道を登ったところに登山道が現れる

湯ノ又登山口の急登を登りきったところにある看板。まだ新しい

中尾の尾根筋。このへんは快適だが、この先ザレ場の急登(鎖場)など難所が続く

紅葉がきれい

明星ヶ岳まであと1.7kmの地点

明星ヶ岳山頂

大峯奥駈道の標識。
このあたりは快適なトレールになっている

八経ヶ岳山頂

弥山の山小屋前のテーブルでお昼ごはん。
その後で同行の友人に頂いたスイーツ。
温かいコーヒーとで最高

狼平避難小屋の下の川でイワナを発見。
避難小屋のメンテナンスのために下ってきた弥山の山小屋の方からキリクチ(ヤマトイワナの固有種、天然記念物)と教えて頂く。
避難小屋前での直火の焚き火に難儀されているとのこと。山火事の恐れありとのことなので、皆さんやめましょう

明星ヶ岳登山道とトップリ尾の分岐。
立派な看板の割には、ここからは踏み跡が不明瞭に‥
道が分からなくなっても基本的に尾根筋をくだっていけば大丈夫だが…

トップリ尾の真ん中の開けたところ(トップリ平:仮称)から眺める紅葉。
ここは最高の景色

ここまでも、木にしがみつきながら激下りを降りてきたが、この看板を見てあと少しで登山口に戻れると思いきや、さらに激しく降る。ホントに0.9km?
しかも、廃林道に降りる最後のアプローチは道が途絶えて分からず。藪の中を這うように落ちる

何とか林道を降りてきて、最後の堰堤の上の沢渡り。
この日は水量少なく余裕で渡渉

今回の軌跡