ダイトレ(近つ飛鳥博物館~岩橋峠~大和葛城山:往復)

日程

2025年11月29日(土) [日帰り]

アクセス

近つ飛鳥博物館の駐車場(無料)に停めさせて頂く。
利用できるのは9時30分から17時30分までのようです

山行メモ

今年の秋は様々な行事や個人的な用事があって、なかなか山行できる日がありませんでした。
気づけば11月ももう終わり…紅葉の写真も撮影したいと思いつつ時機を逸しそうです。
そんなこんなで、今回は定期的に開催しているトレッキングイベントのコース選定も兼ねて、どこかで紅葉の写真も撮影できないかと期待して岩橋峠から大和葛城山を往復してきました。
山の上の紅葉はほぼ終わりかけで既に落葉が進んでいました、一方きれいだったのは山の麓で、特に平石集落にある高貴寺の紅葉は見事でした。
ダイトレ近辺には紅葉がきれいなお寺はたくさんありますが、高貴寺はあまり訪れる人もおらずとっても趣があります。
私は司馬遼太郎の「街道をゆく」が好きで三巻の「河内みち」で「香華の山」として紹介されているので、以前から何度か訪れているですが、いつ行ってもひっそりと静まり返った境内に樹木と伽藍が佇んでいるだけです…
車を停めた近つ飛鳥博物館の展示室は来年3月まで休館中とのことです(ロビー・ギャラリー等は12月まで)。
今回のコースは、博物館から近つ飛鳥風土記の丘に上がって最上部に近いところから平石城跡へ抜ける道があるので、そこを進んで一旦平石の集落に降って、再度磐船神社に登る山道を登って高貴寺に至ります。岩橋峠へは高貴寺から平石の集落に降って林道を登ってゆけば岩橋山と岩橋峠の分岐に至り、そこを岩橋峠方面に登ればダイトレの岩橋峠に合流します。大和葛城山まではダイトレをひたすら南下すれば良いのですが、登り基調で結構ハード。スタート地点の近つ飛鳥風土記の丘が標高200mほどなので、大和葛城山頂の959.2mまで単純計算でも高低差750mオーバーなので(実際にはアップダウンがあるのでそれ以上)、このコースをイベントに採用するかどうかは他のスタッフとも相談して決めようと思います

近つ飛鳥博物館の駐車場と博物館(正面の階段のような建物)です。
博物館は閉館中ですが、紅葉の時期ということもあり近つ飛鳥風土記の丘を訪れる方が結構散策されていました。
駐車場は17時30分には閉鎖されるようなので、帰ってくる時間を気にしないといけません

近つ飛鳥風土記の丘の最上部に近いところにある平石城跡方面への取りつき。
ここからは山道になります

近つ飛鳥風土記の丘から平石集落に至る山道から見た大和葛城山。
山頂(右の方の一番高いところ)は結構遠い…

近つ飛鳥風土記の丘からの山道から一旦市道に降る。
道の向こうの逆方向の登りを行くと磐船神社だが、結構な急登。

磐船神社です。
右方向に高貴寺へ続く林道が続いています(神社に上がっても同じ道に合流できます)。
ここから高貴寺まではフラットで少しほっとできます

高貴寺です。
境内の紅葉を撮影してきましたので、ご覧ください

高貴寺を出たら平石集落へ一旦降ります

平石集落から岩橋山方面の舗装林道を登ってくると、この岩橋山・岩橋峠の分岐に至ります。
岩橋峠へは、ここを右に少し行って登山道に入ります

岩橋峠への取りつき。
ここから峠まで結構な急登が続きます

岩橋峠です。
ここでダイトレと合流して右は大和葛城山、左は岩橋山から二上山方面です。
今回は右へ…

ダイトレの持尾辻です。
道標には持尾2.9Kmと書かれています。
以前は道があったのかもしれませんが、藪に覆われていて私には進むことができませんでした

持尾辻のダイトレ石標(石板)

持尾のバイオトイレです。
水が流れないのでポリタンクで流して下さいと貼り紙がありました。
可能なら大和葛城山まで頑張った方が良いかもしれません…

大和葛城山付近のダイトレですが、ここを左に行けば自然研究路から山頂1.4km(階段少ない)と書かれています。
ダイトレ方向は距離が少ない(1Km)ですが、この先アップダウンが凄いので今回は左に行きました

葛城山のダイトレ石標(石板)
やっと大和葛城山に到達…

いつもの山頂モニュメント

山頂のすすきと金剛山

すすきの向こうの金剛山と岩湧山。
今回は駐車場のタイムリミットがあるので、山頂で遊んでいる時間がなかったので、これだけ撮影してすぐに元来た道を引き返しました

帰路のダイトレ

やっと近つ飛鳥博物館まで戻ってきました。
これは博物館横の紅葉。グラデーションがきれい…

駐車場は5時30分で閉まります

駐車場横にあった銀杏が夕日に照らされて燃えるような黄色に輝いてお月様も…

今回の軌跡