大和葛城山・金剛山(ダイトレ水越峠~大和葛城山頂~天狗谷~青崩道~金剛山頂~ダイトレ水越峠)春のお花めぐり
日程
2025年4月12日(土) [日帰り]
アクセス
水越峠の水越川公共駐車場(無料)に停めさせて頂く
山行メモ
街の桜も満開を過ぎ、山も春のお花の季節になりました。
大和葛城山のショウジョバカマも金剛山のカタクリも気になります。本当なら別々の日にゆっくり楽しみたいところですが晴天は今日だけで日曜日は終日雨予報。お花の時期は短かく、来週までもつかどうか分かりませんので、仕方なく両方とも登ることにしました。
水越峠では翌日に開催される大阪府チャレンジ登山大会〈チャレンジダイトレ〉の準備がなされていました。雨天決行とのことですから参加される選手の皆さんは大変だろうなあと想像しながらダイトレを大和葛城山方面へ…
冬の間、ほとんど誰とも会わないことも多かったのですが、今日は下見と思しきトレランの方や一般の登山者の方が大勢登り降りされていて、木々の芽吹きとともに山の賑わいを感じさせます。
自然つつじ園の下にあるパラグライダー広場では風待ちの方が…空にも気持ち良さそうにパラグライダーが舞っていました。無線でやりとりされておられる関係者の方にお聞きすると、ここから和歌山のかつらぎ町紀ノ川河川敷まで飛んで行くことがあるとか…
そして、今回お目当てのショウジョウバカマですが、天狗谷登山道の最上部にあるショウジョウバカマの群落はまだ少し早いようです。咲いている個体もありますが、ほとんどが蕾で、咲き揃うまであと一週間はかかるかもしれません。天狗谷を降って水越峠から青崩道を登り返したのですが、金剛山の山頂付近にもショウジョウバカマが咲いていて、こちらは大和葛城山のものとは明らかに色が違います。葉に波状の細かい鋸歯があるのでシロバナショウジョウバカマではないかと思います。
金剛山での、もう一つのお目当てのカタクリですが、こちらは満開でした。着いたのは夕方に近かったので誰もおらず満開のカタクリの花を独り占めで贅沢な時間を過ごすことができました。大和葛城山頂では、あれほど良いお天気だったのに、金剛山を降る頃には翌日の雨を感じさせるように、空は真っ白に曇っていかにも春の夕方という感じでした

水越峠では翌日の大会準備が着々と進められていました

今回はここからダイトレで大和葛城山頂へ…
いつも天狗谷を登ってダイトレを水越に降ってくることが多いのですが、今回は後で金剛山にも行くので逆のコースを登ることにしました。
ダイトレの登りは降りより歩きやすいと思いました、逆に登るだけで全く違う道に思えるから不思議です

登り始めの山桜

パラグライダー広場で風待ちしておられるフライヤー
(許可を得て撮影しています)

写真の中央に小さいですがパラグライダーが写っています。
肉眼ではもっとはっきり見えたのですが、写真にするとこんなに小さくなってしまいました。
こういうのを撮影するには望遠レンズが必要ですね

もうすぐ真っ赤に染まる「自然つつじ園」

自然つつじ園の天空テラスです。
ポカポカと暖かかったので、皆さんそれぞれにくつろいでおられました

いつもの構図で金剛山を撮影。
後であそこまで行くのかと思うと…

本日の一座目

山頂直下にあるショウジョウバカマの群落です。
ご覧のようにお花はまだまだです。ほとんどが蕾の状態



大和葛城山のショウジョウバカマは青色が多いです

天狗谷登山道の様子

一旦、水越峠まで降ってきました。
国道トンネル手前の桜は満開

再びこちら(旧国道入り口すぐのトイレの下)から金剛山へ…

青崩道をひたすら登ります。
ホントに「ひたすら」…という感じ

青崩道で見つけたシロバナショウジョウバカマ。
大和葛城山のものと比べると真っ白で、明らかに違いがあります

一箇所だけでしたが、固まって咲いていました

ご覧のように葉がギザギザ

今年も会えたミヤマカタバミ。
今、山頂付近にたくさん咲いています

本日の二座目

ちはや園地のカタクリです。
カタクリの群落に近づくと、あたり一面薄いピンクに染まっていて夢のようです




こちらはサンシュユ(山茱萸)

いつもの展望台から岩湧山方面を望む。
大和葛城山ではあれほど晴れていたのに…

水越峠では明日の準備は終わっていました。
選手の皆さん頑張ってください

明日に備えてガンドガコバ林道の水越峠ゲートは開かれていました
今回の軌跡
