明神平(大又林道終点駐車場~明神平・桧塚奥峯:往復)スノートレッキング満喫

日程

2025年2月16日(日) [日帰り]

アクセス

大又林道終点駐車場(無料)に駐車。
林道終点手前2Kmほどのところにトイレがあるが、大又林道終点駐車場から上にはトイレなし

山行メモ

昨年この時期に鈴鹿の御在所岳にスノートレッキングに行って楽しかったので、今年もどこか行きたいねと山友達と話していたのですが、お互いのスケジュールが合わないこともあり、今年はダメかなあと考えていました。
そして、この日天気予報は雨で、もし上がったらどこかに行こうと約束していたのですが、予報では午前中いっぱい雨だったので半分諦めていたのですが、朝7時過ぎに雨が上がったので遅い時間帯からの出発ですが、ダメ元で奈良台高山脈の明神平に行ってみることにしました。今回は南岸低気圧の雨で、かなり気温が上がっていたので、行っても雪なんて溶けてしまっているだろうと高をくくっていたのですが、行ってみると山の上では雪になっていたようで新雪フカフカで最高のスノートレッキングを楽しむことができました。しかも気温も高めで歩いていると暑いくらい、とっても気持ちの良いトレッキングでした。予想外にラッキーだったわけですが、山は本当に分からないものだと実感。逆に悪い方向もあり得るので、準備は万端にして行かなければと思いを新たにしました。というのも雪がそれほど無いと思っていたので準備したのはショートスパッツに六本爪の簡易アイゼン。いつも金剛山で使っているアイテムで十分と思ったからです。そうは言っても一応ロングスパッツと10本爪のちゃんとしたアイゼンもリュックには入れて行きました。結果的には10本爪アイゼン持ってて正解でした。昔、明神平周辺には春に来たことがあって、それほど難易度の高い山だとは思わなかったのですが、雪山はやっぱり別物でした。
今回出発が遅かったので、桧塚奥峯まではムリかなとも思いましたが、時間を計算すると何とかなりそうだったのとお天気が良化方向だったので行ってみることにしました。明神平までは登山者がいっぱいで風を避ける休憩スペースも無い状態でしたが、皆さんこの周辺で引き返されたようで、明神平から桧塚奥峯までで出会ったのは一つのパーティー4人だけでした。しかもこの区間の雪質は抜群で、明神平周辺はガスガスで数メートル先も見えない状態だったのが桧塚奥峯ではスカッと晴れて展望にも恵まれて最高の山行となりました

大又林道終点駐車場から林道を少し上がったところからアイスバーンになっていました。
気温が高いので氷が溶けて大変滑りやすくなっていました

林道脇の氷瀑です。
やっぱり金剛山のものとはスケールが違います

明神谷の様子です。登山道はこの谷を何度か渡渉して上がっていきます。
この日は登っている間はずっとガスっていました

写真写りが良くないですが「明神滝」です。
結構な落差を流れ下っています

明神平手前の水場。
ここだけ雪が溶けていました

明神平の「あしび山荘」です。
(避難小屋ではないので、ここには入れません)
風向きの関係か小屋の周辺だけ雪がありませんが、周りは結構深い雪になっていました。
ガスガス強風で止まっていると体が冷えて大変なので休憩もそこそこに移動しました

あしび山荘を出てしばらくはガスっていて幻想的な景色に…
雪はフカフカで深いところは1m近い深さがあったと思います

桧塚奥峯方面へ…

桧塚奥峯に近づく頃にはガスも晴れて展望がきくようになってきました

桧塚奥峯(1,420m)に到着。
三重県の最高峰は大台ヶ原山(日出ヶ岳1,695m)で、奈良県と三重県の境に位置する台地状の山地、他の府県との境界上にある山を除けば、三重県の最高峰は桧塚奥峰とのことです

桧塚奥峯からの眺望です。
見えている山は「桧塚」です

南側の眺望です。
霧も晴れて最高の眺めでした

明神平周辺まで戻ってきました。
行きはガスで真っ白でしたが、帰りはご覧の通り。
しかしこの後下山するまでは、やっぱりガスで真っ白でした

今回の軌跡