金剛山(青崩道~ツツジオ谷~ダイトレ)お正月登山

日程

2025年1月4日(土) [日帰り]

アクセス

水越峠の水越川公共駐車場(無料)に停めさせて頂く。
今回は雪もなくアクセスは全く問題なし

山行メモ

毎年お正月には仲間と金剛山に登って転法輪寺と葛木神社にお参りして、一年の無事を祈願して降りてきてから近所の居酒屋で鴨鍋で新年会をするというのを恒例行事にしていました。ところが今年は山仲間の一人が病気で当面山行はできなくなってしまいました。毎年やっていたことができなくなるなんて夢にも思わなかったので大変ショックですが、今年は仲間の快復を願って独りで登ることにしました。

せっかくこの時期に登るので、年末にもみじ谷の氷瀑を確認しに行ったので、今回はツツジオ谷の方も見てくることにしました。
今年は日本海方面が大雪で大変とのことですが、こちらはそれほど気温が低くないのか雪が降っても金剛山の上の方が白いのは一日限りという感じで長続きしません。

そしてツツジオ谷の氷瀑ですが、もみじ谷同様に氷の成長はもう一つ…
ツララが数本かろじて確認できる程度で滝全面が氷というには程遠い感じでした(詳しくは下の写真で確認してください)。
ツツジオ谷は危険なところも多くてあまりお勧めルートではないのですが、あまり慣れていない方でも行けるルートがないものかと色々探ってきましたが、滝の巻道(迂回路)がどうしても危険で、こちらも良さそうなものは見つかりませんでした。
まだ、もみじ谷の方が何とかなりそうなので、こちらを探ってみることにしようと思います。

いつもの水越川公共駐車場です。
時間帯もあるかもしれませんが、この日は私の車1台分を除いて満車でした。
年末の貸し切り状態が嘘のよう…ともかく無事に駐車できてラッキーでした。
道路は雪、氷など全くなくアクセスはなんの心配もない状況でした

青崩道からセトを降ってツツジオ谷の入り口までやってきました。
いつもは黒栂谷の右岸を降ってゲートを左に登り返して、ここに来るのですが、今回は左岸から来てみました。
道が藪だったり、途中に堰堤があったり(なんとかよじ登れる)で来られることは来られますが、あまりお勧めできないと思いました

ツツジオ谷の入り口にはこんな看板が…
谷筋には行かないようにとの警告があちこちにあります(注意喚起ですが…猫の行者さんが良い感じ)。
確かに六地蔵尾根につながる松の木尾根が良いと私も思います

最初の滝「腰折れ滝」です。
ここの巻道も危険です

腰折れ滝の巻道です。
岩盤をロープ伝いに登っていく感じです。
落ちたら一巻の終わりとまでは思いませんが、慣れない方は足がすくむと思います

腰折れ滝の上のタカハタ谷との分岐にある木の橋です。ツツジオ谷方面は橋を渡って直進です。
ボヨンボヨンしているので渡るのが怖いですが、水もほとんど無いので無理に渡らなくても橋の手前を降りて行ったら良いと思います

「一の滝」です。
ここの巻道が崩落していて、大変危険だったのですが、大勢通過するから道がしっかりしてきていて、だいぶマシにはなっていました。

お目当ての「二の滝」の氷瀑の状況です。
ツララが何本か見えていますが、今はこんな感じで全面氷の滝には程遠い感じ

滝の真下の氷の粒…
撮影していてもこんな粒がいっぱい降ってきます。
「二の滝」の様子をあと何枚かご覧ください

二の滝の上にある六地蔵尾根へ登る分岐点(左方向へ登る)。
以前はもう少し石積みがあったように思いますが、切り株の上に少しだけになっていました

谷筋から登りきったところにある「六地蔵さん」。
このあたりから道は雪というより氷になっていました

いつもの国見広場です。
雪像もまだありましたが、雪が少ない…

こんな感じです

転法輪寺のあと葛木神社にお参りして友の快復をお願いしておきました

葛木神社の少し下から…
大和葛城山がきれいに見えていました

いつもの定点観測地点の展望台から湧出岳方面の景色です。
春に向かって冬枯れの山が少しずつ変わっていくのを楽しみにしています

こちらは南側の岩湧山方面。
山頂付近はちょうど0℃でしたが、この日は風が強くて気温以上に寒さを感じました

今回の軌跡